子どもも注目!~アメリカ大統領選挙・模擬選挙視察報告:インターネット新聞JanJan 2008年11月4日
子どもも注目!~アメリカ大統領選挙・模擬選挙視察報告
http://www.news.janjan.jp/world/0811/0811040794/1.php
林大介2008/11/04
今日(11月4日)が投票日のアメリカ大統領選挙。この大統領選挙では、子どもも投票する模擬選挙=Mock Electionが、全米規模で行われています。その模様を現地で見学しました。
今日(11月4日)が投票日のアメリカ大統領選挙。CNNやワシントンポストなど、各メディアが連日報道しており、日本でも注目されています。この大統領選挙では、子どもも投票する模擬選挙=Mock Electionが、全米規模で行われています。
2004年の大統領選挙では、実に600万人以上の子どもが投票しました(ちなみに日本では、2007年参院選で8000人が投票したのが最大)。
今回、アメリカでの模擬選挙がどのように行われているのか、日本国内の学校の先生2人とともに、10月26日から11月1日にかけて、ニューヨークとワシントンD.C.の学校(幼稚園、小学校、中学校、高校)を8箇所、見学しました。
訪問したある小学校では、30日の“Mock Election Day”に向けての4年生と6年生の授業を見学。4年生は、先生作成の政策比較表をもとにして、先生から説明の後に数人でディスカッション。その後に各自、マケインとオバマについての違いをまとめていました。6年生は、4つのグループ(マケイン/ペイリン、オバマ/バイデン、大統領の仕事、関心のあること)に分かれて、紙にまとめるグループワーク。
学年に応じた授業ではありますが、みな、熱心に自分の意見を言いあっていて、日本との違いに驚きました。
教室も案内してもらいましたが、ごく自然に「Citizenship」の説明が掲示されており、どの学校においても民主主義やシティズンシップなどが、小学生の段階からしっかりと学べる環境にあり、政治が身近なんだということを感じました。
その延長線上での模擬選挙は、まさに当たり前のことで、どの子も自分で考え、投票していました。
今回の訪米視察の模様は、私のブログにアップしていますのでぜひともご覧下さい!
→http://www.hayadai.net/
また、大統領選挙の模擬選挙の結果などは、こちらのサイトをご覧下さい。
→ http://www.nationalmockelection.org/viewresults.html
11月3日午後3時現在(アメリカ時間)、オバマ支持が64.24%、マケイン支持が32.16%。前回の大統領選挙では、模擬選挙の結果と実際の選挙結果がほぼ同じでした。今回はどうなるのでしょうか。