2020年4月1日から、浦和大学社会学部に着任します。
2020年4月1日より、【浦和大学 社会学部 現代社会学科 准教授】に着任します。
よって、3月31日をもって、
・首都大学東京(特任准教授)
・東洋大学 ボランティア支援室(ボランティア・コーディネーター)
を退任・退職いたします。
首都大学東京では、2019年4月1日から新たに始まった、50歳以上の方を対象とした「TMUプレミアム・カレッジ」の特任教員として、前年12月からの事前準備や入試等の対応から関わりました。
https://www.pc.tmu.ac.jp/index.html
プレミアム・カレッジは、50歳以上対象ということで、いわゆる18歳~22・23歳くらいを対象とした学部教育とは異なり、おのずと私よりも先輩にあたる方々に対して教える、ということになります。
入学されたカレッジ生のバックグラウンドは、大学院を出て海外駐在経験のある方、高卒で就職された方、海外から日本に来られた方、地域でNPO活動に携わっている方などなど多彩で、私が何を教えることができるのだろうか、という不安が大きかったのも事実です。
もちろん、教えるべきことは教え、社会の潮流(特に、私が担当した講義は「社会福祉」「ボランティア」がテーマでしたので、その分野を中心に)に、新しい取り組みふくめて扱ってきました。その際には、これまで私が出会ってきた魅力的な方にも、講義のゲストとして多数お越しいただきました。ありがとうございます。
カレッジ生の学ぶ意欲や関心事の高さには、常に驚かされるとともに、若輩ながら「負けてはならぬ」と痛感しました。
「生涯学習」とよく言われてますが、まさに、学ぶことはいつまでも続くものであり、学ぶことは生きることにつながっている、ということを実感した1年でした。
また、東洋大学では、2013年4月から助教(任期4年)を務め、2017年4月1日から、新たに設置されたボランティア支援室のボランティア・コーディネーターとして3年間、関わってきました。
https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/social-partnership/csc/volunteer/
学部での講義や学生との関わりはもとより、ボランティア支援室の立ち上げ、学生のボランティア活動への働きかけ、東洋大学らしい社会貢献のあり方など、やりがいのある事業に携わることができたのは、非常にありがたいことでした。創立してから130年以上にわたる東洋大学の伝統や魅力、これからの可能性など、様々なことを感じてきました。
ちょうど東洋大学に着任したころに、18歳選挙権の議論が大きく動き、主権者教育/シティズンシップ教育について、大学教員という立場で関わるようになったのも、大きな糧となりました。
そして、2020年4月1日から、浦和大学に新たに設置される社会学部現代社会学科に、准教授として着任いたします。
浦和大学では、これまで2年間、非常勤でボランティア・NPO論を担当してきましたが、この科目を含め、初年次教育や教職科目(中学校・高校の社会科・地歴公民科)を担当します。
特に、「主権者教育論」を科目として設置することになりましたので、18歳選挙権/18歳成人時代における主権者教育を学校教育においてどのように行っていくべきか、学生と共に考え、深め、実践につなげていきたいと思います。
また、新型コロナウイルスの影響で、大学の講義日程が大きく変更となっていますが、だからこそ、これからの時代における市民としてのあり方、社会とのかかわり方などについても、学生と共に議論していきます。
(ちなみに、自宅~勤務先は、首都大学東京が一番近く40分ほどでした。浦和大学は片道120分ほどと今まで以上に遠いのが一番の悩みですが、こればっかりは仕方がないです。。。)
この間、多くの方にお世話になってきました。そしてまた、これからも多くの方にお世話になろうかと思います。
これまでの御縁に感謝申し上げますとともに、今後とも、よろしくお願いいたします。