コスタリカ視察報告(1)~就学前の子どもが、親とともに国の未来を考え行動するコスタリカ
自分たちが社会を支えている一員としての意識醸成を育むために、子ども時代から民主主義や平和について学んでいるコスタリカは、選挙があるたびに模擬選挙(子ども選挙)に取り組んでいます。
コスタリカの模擬選挙を見たアメリカ人が、母国に戻ってアメリカの大統領選挙などで模擬選挙を行うようになったと言われています。
「軍隊のない国」「平和憲法の国」として知られているコスタリカ。コスタリカは1949年に制定した憲法で常備軍を廃止し、それまで認められていなかった女性や黒人の政治参加を保障しました。
そして、常備軍を廃止したことで、軍事予算を教育予算に割り振り、教育国家への道を歩むようになりました。
今回、2018年2月に行われたコスタリカ大統領選挙・国会議員選挙に合わせて、コスタリカの子ども・若者に対して取り組まれている模擬選挙、民主主義教育、平和教育に関する現場視察に行ってきました。
期間:2018年1月31日~2月8日
訪問先:コスタリカ共和国
次回から4回にわたって、今回のコスタリカ視察で得た特徴的な取り組みを報告します。
1:コスタリカの選挙
2:子ども選挙(模擬選挙)
3:コスタリカの民主主義教育
4:コスタリカの平和教育
※科学研究費助成事業「挑戦的萌芽」<18歳選挙権を踏まえた主権者教育及び子どもの社会参画促進につなげる国際比較研究>として実施
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