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2017/03/17

昨年7月の参院選における高校3年生相当の投票率

総務省で開催されている「主権者教育の推進に関する有識者会議」において配布され、すでに公表となっていますが、<昨年7月の参院選における高校3年生相当の投票率>のデータをまとめてみました。

静岡、福井、京都、愛媛、佐賀、大分、宮崎の各府県のみですが、<18歳代の投票率>よりも、<高校3年生相当の投票率>が高いことがよくわかります。

===
第24回参議院議員通常選挙における高校3年生相当の投票率(%)

<静岡県>
高校3年生相当=81.3
 ※県教委アンケートより(新有権者約4,900人を対象)
 ※18歳全体=48.70/19歳全体=37.15/県全体=55.76

<福井県>
高校3年生相当=70.73
 ※全数調査より平成10年4月2日~7月11日生まれの者を抽出
 ※18歳全体=48.10/19歳全体=36.24/県全体=56.50

<京都府>
高校3年生相当=73.4
 ※府教委アンケートより(新有権者約3,200人を対象)
 ※18歳全体=51.12/19歳全体=42.78/県全体=51.16

<愛媛県>
高校3年生相当=67.72
 ※全数調査より平成10年4月2日~7月11日生まれの者を抽出
 ※18歳全体=41.43/19歳全体=29.90/県全体=56.36

<佐賀県>
高校3年生相当=68.2
 ※佐賀新聞アンケート(佐賀新聞ウェブサイトにて県内38校6,123人が回答)
 ※18歳全体=49.61/19歳全体=40.02/県全体=56.69

<大分県>
高校3年生相当=70.23
 ※全数調査より平成10年4月2日~7月11日生まれの者を抽出
 ※18歳全体=47.75/19歳全体=37.17/県全体=58.38

<宮崎県>
高校3年生相当=64.56
 ※26市町村のうち19市町村からの抽出
 ※18歳全体=38.54/19歳全体=28.07/県全体=49.76
===

※出典
 主権者教育の推進に関する有識者会議(第1回)
  http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/syukensha_kyoiku/index_00001.html
 資料1 参議院議員通常選挙(選挙区)における投票率の推移及び年齢別投票率PDF
  http://www.soumu.go.jp/main_content/000461902.pdf


高校の現場において、投票に行くことの呼びかけや、模擬選挙を含めた選挙啓発の効果があったと言えるでしょう。

逆を言えば、今回、学校で行われたような呼びかけが今後も継続されないと、投票率が下がる可能性もあります。

すでに、各地では地方選挙が行われており、それらでの18歳代の投票率の低下も指摘されてきています。

投票率がすべてだとは言いませんが、それでも、選挙や政治にいかにして関心を向かわせていくのかは、大きな課題だと言えます。

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