運動会で子どもが学ぶ。成長する。
昨日の土曜日は、娘の小学校の運動会でした。
小学2年生の娘の出番は、かけっこ(40メートル走/4人中2位! 昨年は4人中4位だったので良かった!)、演技(ドラゴン太鼓~龍神~ http://aiaikids.co.jp/each_02/UV88.html)、学年競技(大玉ころがし)、全校競技(大玉送り)、応援合戦、といったところ(リレーの選手にはなれなかったので、リレーには参加できず)。
出番の合間に他学年の競技を応援したり、5・6年生の組体操に見入ったり、クラスの子とふざけていたりと(5・6年生の騎馬戦を真似して、座席で紅白帽のとりあい!など)、楽しんでいたようです。
残念ながら娘の白組は昨年に引き続き負けてしまいましたが、帰宅するなり、弟と応援合戦の真似をしあったりと、良い思い出だったようです。
さて、運動会、見ていて、児童中心(特に5・6年生)で運営をしていることを感じました。
開会式の司会、準備体操の司会・進行、プログラム紹介のアナウンス、競技で使用する用具の準備や片付け、低学年の子の座席そばに座っての見守りやトイレへの御供、点数係りなどなど。
もちろん、組体操や騎馬戦の安全確保のための見回りや、徒競争のスターターなど、要所要所は先生方が担っていましたが、子どもが担えるところはきちんと子どもに担わせる。
運動会はどうしても運動神経が高い子が目立つ行事ではありますが、リレーの選手になれなくても応援団となって応援したり、放送委員としてアナウンスをしたり、用具を準備したりと、それぞれの特性にあった役割がきちんとあり、どれも無くてはならないもの。
そうした役割をきちんと担うことで、自分の役割を感じ、自分の必要性を実感する。
単なる「競技」としての運動会ではなく、出番の時だけのものではなく、運動会全体を通して自分たちが運営しているということを感じることは、大きなことだと思います。
もちろん、子どもたちは、そうしたことまですべてを実感しているわけではなく、「仕事だから」と感じている子もいるのだと思います。
でも、それぞれに役割があり、みんなの役割が合わさって1つの行事を成り立たせるということは、まさに「成功体験」に繋がるのだと思います。
そして、そうした役割を担っている”先輩”を目にした低学年の子達が、ゆくゆくは担い手となっていく。
学校には、こうした場面が多々あり、学ぶ場、成長する場だということを改めて感じました。
そして、こうした場面を創り続けている学校現場の教職員の方々は大変だけど素晴らしいなぁと思います。
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