「大臣と語ろう~中・高校生リーダーが文部科学大臣を囲んで~」(4月14日開催)での主な発言内容
4月14日(土)に文部科学省で行われた「大臣と語ろう~中・高校生リーダーが文部科学大臣を囲んで~」。
東日本大震災の被災3県などの中・高校生10人が参加し、平野大臣、神本政務官と話し合いました。
※参加した中高生はすべて、一般財団法人夢現エデュテイメント主催の全国中学校生徒会サミット「たちあがれ!中学生!!日本」(平成23年9月開催 http://www.send-to2050.jp/program/tachiagare/)の参加者(各学校の生徒会のメンバー)
以下、主な発言内容です。
※文中の「サミット」は、上記の<全国中学校生徒会サミット「たちあがれ!中学生!!日本」>です
<サミットで感じたこと>
・自分たちも、自分たちの中から何かしないといけないと思った
・サミットに参加した被災地の人は、テレビでの報道だけでは伝わっていないことを、サミットで伝えることができた
・被災地から来た人の話を聞いて、前向きにがんばっていこうという意欲を感じた
・全国の中学生が復興に向けてがんばっている
・サミットを通してみて、直接、被災した人と話せたのは良い経験
・私たちが考えていること、何をしたいのか、支援をしてもらいたいではなく、周りの人たちに知らせることをしたかった
・被災していない自分たちが、もっとサポートしたいと感じた
・被災した、被災していない関係なく、全力で何かをしたいという気持ちを感じた
・キモチを共有できるのは大事
<サミット後に自分の学校に戻って>
・(全校生に報告をしたので)伝わってくれたと思うが、実際に行ってみないと、被災した同年代でも共通する部分もある
・みんなでサミットを体験してもらいたい
・全国の皆さんが被災地のためにいろいろなことをしてくれているのを知って、サミットが終わってから学校に戻って伝えた
・サミットから帰ってきて、道徳の時間に、全学年、壁に貼ってもらい、考える時間を設けてもらった
・学校の授業でみんなの意見を取り入れることで、後から、サミットのことを身近に感じてくれる子がでてきた
<被災して感じたこと>
・復興していきたいというキモチは同じ
・(仮設校舎では)人数が少なくなったが、友達と仲良くなるのも早かった
・いつもなら大人数だと先生も緊張して、生徒を笑わしたりしないのに、担任の先生ががんばっているのをみた(被災後の仮設校舎での様子について)
・自分たちが支援されるだけの立場ではない
・たくさんの支援をしてもらったが、実際に学校の中には被災を直接受けた生徒もいれば、被災していない生徒もいて、そこに差がある
<今後に向けて>
・日本だけではなく、世界からも支援をいただいたのでそのお返しをしたい
・授業の場とかで、みんなで話し合い、共有していく時間が欲しい
・授業の一環として取り入れていると、みんなが学べる、みんなの意見を聞ける
・サミットをリレーのようにつながっていければよいと思う
・一気にやるのは影響力もあるが、つながっているのも良いのではないか
・みんなを巻き込みたい
<平野大臣、神本政務官から>
・またこうした機会を作りたいと思っている
・若者の意見をもっと発信してほしい
・若者の意見を、おとなが真摯に受け止める社会にしていきたい
・大臣がもっとこうしたら、文科省がもっとこうしたらやりやすい、ということを言ってもらいたい
・文部科学省のホームページを活用してはどうか(追記)
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