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2011/07/10

自分の思い・考えを話すこと、他者の思い・考えを聴くこと

土曜日、日曜日と、「熟議」の2日間でした。

土曜日は、まだまだ数少ない「子ども熟議」が、三鷹市教育委員会で行われました。
市内の15校の小学校から各2名の30名、7校の中学校から各3名の21名、合計51名。
「子ども熟議」なので、私は傍聴でしたが、保護者や引率の先生など、傍聴者だけでも50名近くはいたと思います。

8グループ(小学生5グループ、中学生3グループ)に分かれて、
 ・地域の人からこんなことを学びたい(小1グループ・中1グループ)
 ・こんな15歳になりたい(小2グループ)
 ・こんな先生に教わりたい(小1グループ・中1グループ)
 ・こんな小中の交流や学習をしたい(小1グループ・中1グループ)
といったあらかじめ決められたテーマに基づいての議論。

各グループのファシリテーターは、副校長や教育主事などが務められていました。

貝ノ瀬教育長が、最後の講評で話されていましたが、ファシリテーターのおとなが「話しすぎ」だったのは確かですね。
やはり、どうしても「議論をまとめたい」という思いが強くなりがちで、ファシリテーターが、児童・生徒が話している中身の真意を探って、そのコトバの奥にあるものを引き出そうとする、というよりも、発せられたコトバを整理しようとする側面が強く感じられました。

とはいえ、普段の生活の中で、そうしたところまで取り組めていない面もあると思いますし、何よりも今回は、三鷹市では初めての試みということもあり、おとなにとって、非常に学ぶものが多かったのではないかと思います。

参加されていた小中学生は、むしろ、普段の学校生活よりも自由に自分の意見を言えていたようで、少人数で話しやすい雰囲気というのは、やはり大事なことだと思います。


また、本日(10日)は、横浜で開催された「第2回リアル熟議よこはま」に参加しました。こちらは、鈴木寛副大臣、寺脇研さんなど、豪華な布陣で、100人近くが参加。自己紹介を兼ねながら昼食をグループ別に食べるという趣きでスタートしました。
学校の先生の参加が多かったように感じられました。

「教育」は、ある意味、誰しもが「評論家」となりうることができるテーマ。特に結論が出るわけでもなく、即座に政策に結びついたり、反映されたりするものでもありませんが、日ごろから感じていることを、立場・役職を超えて、一人の市民として語り合うことができる場は、今だからこそ、必要だと感じました。

その上で、今後は、「話す」「語る」「聴く」だけにとどまるのではなく、いかにして政策につなげていくのかが、重要になってくると思います。やはり、話しっぱなしでは、物足りない。

だからこそ、熟議は、政策決定者や、政策決定の場に携わっている方が参加していることが、大事なのではないかと思います。


いずれにせよ、熟議は、あくまでも「対話」「話し合うこと」の一つの方法であり、熟議だけですべてが解決するわけではありません。熟議をしていれば、世の中がよくなるわけでもありません。

むしろ、「熟議」「対話」を通して、自分の思い・考えを伝え、相手の思い・考えを聴く。そうした「知のキャッチボール」が、まさに民主主義の根幹であり、一人ひとりの意見の集約を積み重ねることが、社会を発展させることにつながります。

熟議でイキイキしているおとなを見ると、もっともっと、子どもの声を聴いてもらいたいと思わずにはいられません。子どもも市民。子どもも主権者、なのです。子どもだって思いや考えを持っています。話したい、誰かに聴いてもらいたいのです。

「熟議」や「対話」は、おとなだけが行うものでもなく、また、「子どもだけ」で行うものでもありません。子どももおとなも、年齢も、性別も、立場も、役職も関係なく、それぞれが抱いている思い・考えを話すこと。話していいんだという安心感を抱くことができることが、市民性を高め、民主主義を醸成していくことにつながるのではないでしょうか。


「熟議」という対話の場に満足するだけではなく、そこをキッカケに社会を創る動きにつなげていかなければならない。そんなことを強く感じた2日間でした。

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