6兆円もの借金
2兆円に上る「定額給付金」が議論される中、
6兆円のもの借金が行われるようです。
いったいこの借金、誰が返済するのでしょうか・・・?
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081119-00000009-mai-pol
<赤字国債>6兆円超の税収不足…6年ぶり年度途中に
11月19日2時30分配信 毎日新聞
08年度の一般会計税収が、当初見積もり(53.5兆円)から6兆円超も下振れする見通しであることが18日、明らかになった。国内外の景気悪化で企業業績が大幅に落ち込み、主力の法人税収が大きく減少するのが主因。財務省は、赤字国債の追加発行でこの税収不足を穴埋めする方針で、現在策定中の08年度補正予算案に盛り込む。年度途中に赤字国債を追加発行するのは、デフレが深刻化した02年度以来、約6年ぶり。政府の追加経済対策に伴う総額2兆円の定額給付金支給など歳出が膨らむ中、財政の一段の悪化が懸念されそうだ。
建設国債を含む08年度の新規国債発行額は、当初予算段階の見込み額(25.3兆円)を大きく上回り、3年ぶりに30兆円の大台に乗る可能性がある。景気後退による税収の大幅減で、政府が目標とする2011年度の基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字化目標の達成は極めて困難な状況となった。
財務省は、昨年末時点の経済情勢に基づき、当初予算段階では08年度税収を53兆5540億円と想定していた。しかし、年明け以降、米国発の金融危機が深刻化。08年度税収見積もりの前提となる07年度税収実績が政府の想定を約1.5兆円下回った。08年度は、企業業績の落ち込みが一段と激しくなっているため、当初予算段階の見積もりを6兆円超下回る47兆円前後にとどまる見通しとなった。
大幅な税収減を受け、財務省は追加補正予算の編成に合わせ、税収見積もりを減額補正する。特別会計の積立金など「埋蔵金」は総額2兆円の定額給付金など政府の追加経済対策の財源に充てられることが固まっており、6兆円超もの税収の穴埋めを赤字国債増発に頼らざるを得なくなった。国内経済は08、09年度とマイナス成長に陥る可能性が出ており、今後も税収の低迷は避けられない見通しだ。【赤間清広】
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