石見銀山、教員研修、中村旅館 ・島根報告その1
2月1日・2日の1泊2日で、島根県に行ってきました。
主目的は、島根県美郷町立邑智(おおち)中学校での
「子どもの権利」に関するワークショップ。
昨年もファシリテーターとしてお呼ばれしていました。
ただ昨年は、時間的制約から 午後の90分ほどのワークショップのみだったので、
日帰りでの島根訪問でした
(羽田-出雲空港の往復で3時間弱、 出雲空港から出雲市駅までの往復で1時間、
出雲市駅から大田市駅までの往復で1時間、
大田市駅から邑智中学校までのバス往復で1時間半、
中学校に滞在していたのが2時間程度で、 それ以外は移動ばかりでした)。
そんなこともあり、今回は、
1日目となる昨日(2月1日)の午後に教職員向けの研究会を行い、
本日(2月2日)の午前中に生徒向けの170分のワークショップ(休憩あり)、
ということになりました。
昨日の2月1日は、5時半過ぎに自宅を出て、 町田から高速バスで羽田空港へ。
飛行機、電車を乗り継いで、 大田市駅に着いたのが正午過ぎでした。
昨年島根入りした時は雪が残っていたのですが、
今年は暖冬のためかどこを見ても雪がなかったので印象に残っています。
教職員向け研修は、 授業が終わった後の15:40からでしたので、
その合間に、駅まで迎えに来て下さった先生に、
石見銀山を案内していただきました。
http://www.pref.shimane.lg.jp/sekaiisan/
石見銀山は、16世紀前半から20世紀前半にかけて操業されたもので、
今年、「世界遺産」登録を目指しています。
この時期はオフシーズンのようで、
かつ、「世界遺産」登録のための整備などで、資料館などは閉鎖中。
見所のひとつである「間歩(まぶ)」と呼ばれる銀を掘るために掘った坑道も、
整備中で入ることができませんでした (ただ、入り口にいたおじさんが、
『10メートルくらいならいいよ』と言ってくれたので、
ちょっとだけ中を見物できました)。
見学後に学校へ移動したのですが、その途中から雪が降り出してきました。
15時過ぎに学校に到着し、お茶をいただいた後に、
教職員(先生+事務職員、用務職員、介助員)10数名を前に、
・翌日の生徒向けWS(ワークショップ)の概要説明
・実施予定のWSの1部の紹介
・質疑応答
といったものを行いました。
正味1時間ちょっとでしたので、あっという間。
その後、教頭先生の案内で、近くの「石見鴨山窯」へ。
陶芸家と漫画家という夫妻なのですが、非常に居心地のよい窯元でした。
そして夜は、宿泊先である「中村旅館」で、
先生方と懇親会が行われました。
http://www.town.misato.shimane.jp/mkpage/hyouzi.php?sid=192&listmode=
http://www.asahi-net.or.jp/~ds2m-kns/onsen/yugakae.html
この中村旅館、大正5年創業の老舗旅館で、
写真にもあるように浴室の床一面には
「千枚田」のような湯の結晶が形成されています。
そしてまた、昨年の秋にNHKで放送されたそうです。
http://www.nhk.or.jp/fudangi/2006/060910/060910.html
さすがに平日のこの時期は、宿泊客は私ひとりだけでしたが、
いわゆる「ひなびた温泉」を堪能させていただきました。
(中村旅館の息子さんたちは邑智中学校の卒業生)
宴会では、地元特産の「山くじら=いのしし」の鍋をいただきました。
ちなみに中村旅館のある場所は携帯の電波が届かず、
PCメールのチェックもできませんでした。
そうした中、雪は降り積もり、翌朝は銀世界でした。
(続く)
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